出典 |
フットノート |
マタイ 17:24 注1 |
宮のための、ユダヤ人の人頭税で、半シケルに等しいです(出30:12―16.38:26)。 |
マタイ 17:25 注1 |
変貌の山で、ペテロは、キリストに聞くようにと、天からの声が命じるのを聞きました(17:5)。もし彼がその言葉をまだ覚えていたなら、キリストが何と言われるか、その人頭税徴集人の質問を、キリストに聞きに行ったでしょう。しかし彼は、キリストが何と言われるかを聞かないで、答えてしまいました。 |
マタイ 17:25 注2 |
ペテロはでしゃばって語りました。ですから主は、ペテロが話し出す前に、彼をとどめ、彼を訂正されました。 |
マタイ 17:26 注1 |
王の子たちは、常に関税や人頭税を払うことを免除されています。半シケルは、神の民が宮のために納めました。キリストは神の子であるので、それを納めることが免除されるはずです。それは、この問題でペテロが答えたことと反対です。 ペテロは、キリストが神の子であることについて、啓示を受けており(16:16―17)、神の子の幻を見ていました(17:5)。今や、その適用において、彼は人頭税徴集人の質問によってテストされたのです。ペテロは彼が受けた啓示と、彼が見た幻を忘れていたので、正しく答えることができませんでした。ペテロは主が神の子であり、この方は父の家のために人頭税を払う必要がないことを、忘れていました。 |
マタイ 17:27 注1 |
ペテロが口を閉ざした後、主は、今日のエリヤ、新約の預言者としてペテロに一スタテルを見つけるために、釣りに行くように命じられました。この預言は成就しました。ペテロは、釣りに行かなければならないこと、また一スタテルを持った魚が現れるのを待たなければならないことに、きっと悩まされたでしょう。 |
マタイ 17:27 注2 |
一シケルに等しい。 |
マタイ 17:27 注4 |
主はペテロを矯正し、教えておられる時、なおも彼の必要を顧みられました。主がわたしたちを取り扱われる時、いつもこのようです。 |
マタイ 17:27 注3 |
主は半シケルを払う必要がないことを、ペテロにわからせた後、ご自身が新約の律法を与える者、今日のモーセとして、それをご自身のために支払うよう、ペテロに命じられました。主はことさらこれを行なって、神の新約のエコノミーにおいて、主は唯一の方であること、モーセも、エリヤも、ペテロも、他のだれも、語ったり命令を与えたりする地位がないことを、ペテロに教えられたのです。 |
マタイ 18:1 注1 |
この章は、わたしたちがどのように天の王国で生活行動すべきかを取り扱っています。(1) 小さい子供のようになる(2―4節)。(2) 人をつまずかせたり、どんなつまずきをも置いたりはしない(5―9節)。(3) 小さい信者をもさげすまない(10―14節)。(4) 召会に聞き、召会によって罪定めされない(15―20節)。(5) 兄弟を限りなく赦す(21―35節)。これはすべて、天の王国に入るために、わたしたちがへりくだって、いかなる信者もさげすむことがなく、兄弟を愛し、兄弟を赦さなければならないことを示しています。 |
マタイ 18:5 注1 |
文字どおりには、の上に。すなわち、に基づいて、にしたがって。 |