出典 |
フットノート |
| テトス 1:14 注1 |
Iテモテ第1章4節(Iテモテ1:4)のノート1を参照。ユダヤ人の作り話は、グノーシス主義の神話の種であったのかもしれません。 |
| テトス 1:14 注4 |
Iテモテ第2章4節(Iテモテ2:4)のノート2とIテモテ第3章15節(Iテモテ3:15)のノート5を参照。ここの「真理」と前の節の「その信仰」は、ここで扱われている人たちが、未信者ではなかったことを証明します。彼らは召会にいましたが、神のエコノミーに関する真理からそれてしまった者たちです。彼らの大半はユダヤ人のクリスチャン、ユダヤ人の作り話や伝統を依然として保ち、召会に大混乱を引き起こした者たちであるでしょう。彼らは、その信仰に従う真理の言葉によって、口を封じられなければなりませんでした。それは、召会の秩序が、確立された長老職の下で維持されるためです。 |
| テトス 1:14 注3 |
おそらく、割礼の者たちのことを言っているのでしょう(10節)。 |
| テトス 1:14 注2 |
続く節によると、これらの異端の戒めは、人が用いるために神が定められた肉類や他の物を禁止する戒めであったに違いありません(参照,Iテモテ4:3．コロサイ2:20―22)。これらは、初期のグノーシス主義の戒めであって、禁欲主義者の戒めではありませんでした。グノーシス主義が採用したものは、神知学です。それは神と宇宙に関するもので、神秘的な観念に基づいています。それは、神と霊の事柄を理解することについての学説です。すなわち、物質の方法を用いて神と霊に通じる哲学、あるいは神秘学です。それはユダヤの源から来たもので、その幾つかの起源は、モーセの律法にさかのぼるものと思われます。 |
| テトス 1:15 注1 |
これは、クリスチャンの格言であったに違いありません。使徒はそれを引用して、人の戒め(14節)、すなわち、ある行動や、ある食物を食べることを禁じる教え(Iテモテ4:3―5．ローマ14:20)に反論しました。 |
| テトス 1:15 注2 |
あるいは、汚染された。 |
| テトス 1:15 注3 |
思いはわたしたちの魂の主導的部分であり、良心はわたしたちの霊の主要な部分です。思いが汚されるなら、魂は自然に汚れます。良心が汚されるなら、霊は汚れないわけにはいきません。これはみな不信仰によります。わたしたちの信仰は、わたしたちを清めます(使徒15:9)。 |
| テトス 1:16 注1 |
あるいは、告白する。 |
| テトス 1:16 注2 |
あるいは、神に見放された、価値のない、失格した。ギリシャ語は、「テストに耐えることができない」を意味します。 |
| テトス 2:1 注1 |
Iテモテ第1章10節(Iテモテ1:10)のノート1を参照。健康な教えは、常にその信仰(1:13)の真理(1:14)にしたがっています。それは使徒たちの教えの内容であり、神の新約エコノミーの内容です。それは信者たちに命の供給を分け与え、霊的な病をいやすだけでなく、そうすることによって、召会を良い秩序を伴う健康な状態へもたらします。ですから、召会の無秩序と衰退を取り扱っているテモテへの第一の手紙、第二の手紙、テトスへの手紙の三冊の書では、それが非常に強調されているのです。 |
