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出典

フットノート

ヘブル 8:7 注1 第一の契約は古い契約であり、第二は新しい契約です。
ヘブル 8:7 注2 あるいは、空間。比喩的には、理由、条件。
ヘブル 8:10 注1 この言葉は、エレミヤ書第31章33節(エレミヤ31:33)からの引用ですが、そこの「律法」という言葉は単数形であり、この節では複数形になっています。このことは、それが数多くの律法の中へ拡大していく一つの律法であることを証明します。この一つの律法は命の法則です(ローマ8:2の「命の霊の法則」を参照)。 あらゆる命には法則があります。命が高ければ高いほど、その法則は高くなります。わたしたちが神から受けた神聖な命は最高の命です。ですから、それには最高の法則、ここで述べられている法則があります。神は彼の神聖な命をわたしたちの中に分け与えることによって、この最高の法則をわたしたちの霊の中に置かれます。次にそれは、わたしたちの内側の各部分、思い、感情、意志へと拡大されて、幾つかの法則(律法)となります。
 この命の法則は、文字の律法とは異なります。命の法則は、わたしたちを内側から、その命の要素にしたがって規制します。ところが文字の律法は、外側から、その死んだ文字にしたがって規制します。死んだ文字の律法は、外なる教えに基づきますが、この命の法則は、内なる感覚に基づきます。わたしたちは大きな者も小さな者もみな、この命の法則を持っていますから、文字の律法にしたがった外なる教えを必要としません(11節)。
ヘブル 8:10 注2 ここの「思い」は、エレミヤ書第31章33節(エレミヤ31:33)での「内側の各部分」のことです。これは、思いが内側の各部分の一つであること、また思いが「内側の各部分」という言葉の解釈でもあることを証明します。内側の各部分は思いだけでなく、感情や意志も含みます。それらは、続く節で述べられている心の構成要素です。
ヘブル 8:10 注3 まず、神は律法をわたしたちの中に分け与え、次にわたしたちの心にそれを書き記されます。わたしたちが命の法則を経験している時、神はこの書き記すことを行なわれます。
ヘブル 8:10 注4 文字どおりには、わたしは彼らにとって神となる。
ヘブル 8:10 注5 文字どおりには、彼らはわたしにとって一つの民となる。わたしたちが神の民となり、彼がわたしたちの神となるのは、命の法則にしたがってです。神とわたしたちとの関係は、今日、完全に命の法則に基づいています。ですから、今日わたしたちは、文字の律法の知識にしたがってではなく、命の法則の感覚にしたがって歩く必要があります。
ヘブル 8:11 注1 この節の「知る」という言葉に、二つのギリシャ語が使われています。第一は「ギノスコ」(ginosko)で、外側の客観的な知識を言います。第二は「オイダ」(oida)で、内なる主観的な認識を言います。ヨハネによる福音書第8章55節(ヨハネ8:55)で主イエスは、パリサイ人が父なる神を知らない(ギノスコ)が(外側の客観的な知識もない)、主は父を(内なる主観的な認識において)知っている(オイダ)と告げられました。この二つの言葉は、ヨハネの第一の手紙第2章29節(Iヨハネ2:29)で同時に用いられています。
ヘブル 8:11 注1 この節の「知る」という言葉に、二つのギリシャ語が使われています。第一は「ギノスコ」(ginosko)で、外側の客観的な知識を言います。第二は「オイダ」(oida)で、内なる主観的な認識を言います。ヨハネによる福音書第8章55節(ヨハネ8:55)で主イエスは、パリサイ人が父なる神を知らない(ギノスコ)が(外側の客観的な知識もない)、主は父を(内なる主観的な認識において)知っている(オイダ)と告げられました。この二つの言葉は、ヨハネの第一の手紙第2章29節(Iヨハネ2:29)で同時に用いられています。
ヘブル 8:12 注1 ギリシャ語では、第2章17節(2:17)の「なだめをなす」の語根です。なだめとなるとは、わたしたちの罪のためになだめをなすことです(参照、2:17のノート4)。 新しい契約では、四つの祝福が約束されています。(1) わたしたちの不義のためのなだめと、わたしたちの罪を忘れること(赦し)(12節)。(2) 神聖な命をわたしたちの中に分け与えて、命の律法(法則)を分け与えること(10節前半)。(3) 神をわたしたちの神とし、またわたしたちが彼の民となるという特権―この神聖な命は、わたしたちが神との交わりの中で、神を享受することができるようにします(10節後半)。(4) 内なる命の方法で神を知ることができるようにする命の機能(11節)。神が完成された契約によれば、この四つの祝福は彼の約束です。しかし、主がわたしたちに遺贈された遺言によれば、それらは彼の遺産です。第9章16節(9:16)のノート1を参照。
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