出典 |
フットノート |
| ヘブル 13:21 注1 |
神はわたしたちがみこころを行なうことができるように、イエス・キリストを通してご自身の目に喜ばれることを、わたしたちの中で行なっておられます。神は彼の大いなる喜びのために、願わせ働かせようと、わたしたちの中で活動しておられます(ピリピ2:13)。本書は初めから終わりまで、天のキリストをわたしたちに示します。本書はただここでだけ、「神が････イエス・キリストを通してわたしたちの中で行ない」という言葉で、キリストの内住を暗示しています。神はわたしたちの中で、内住のキリストを通して働き、わたしたちがみこころを行なうことができるようにされます。 |
| ヘブル 13:22 注1 |
すなわち、忍耐して受け入れてください。使徒の言葉を受け入れることも、召会生活の中で必要です(使徒2:42)。 |
| ヘブル 13:23 注1 |
このような親密な方法でテモテのことを述べているのは、本書が使徒パウロによって書かれたことの強力な証拠です(参照､Iテモテ1:2．IIテモテ1:2)。 |
| ヘブル 13:24 注1 |
この節のあいさつは、召会の中の、また諸召会間の交わりです。 |
| ヘブル 13:25 注1 |
本書で啓示されているすべての事柄を認識し、それにあずかるために、わたしたちは恵みを必要とします。恵みを持つ(12:28)ためには、恵みの御座に進み出て、時機を得た助けとなる恵みを得る(4:16)必要があります。霊を活用して至聖所の中で恵みの御座に触れる時、わたしたちは恵みの霊を享受し(10:29)、心は恵みによって強固にされます(9節)。わたしたちは、そのような恵みを享受することによって、前に置かれているレースを走り(12:1)、神のエコノミーのゴールに到達するのです。 |
| ヤコブ 1:1 注2 |
ヤコブは主イエスを神と同等に並べました。これは、ユダヤ教とは正反対でした。ユダヤ教は、主の神性を認めませんでした(ヨハネ5:18)。 |
| ヤコブ 1:1 注1 |
主イエスの、またユダの肉の兄弟(マタイ13:55．ユダ1:1)。彼は、主が地上にいた間に選ばれた十二使徒の一人のヤコブではなく、主の復活の後に使徒となったヤコブであり(ガラテヤ1:19)、エルサレムに在る召会での指導的長老でした(使徒12:17．15:2,13．21:18)。彼はペテロ、ヨハネと共に召会の柱と見なされ、パウロによって三本の柱の最初に述べられています(ガラテヤ2:9)。 |
| ヤコブ 1:1 注4 |
Iペテロ第1章1節(Iペテロ1:1)のノート4を参照。ここで言われている散らされた者たちは、ペンテコステ後の迫害によって、エルサレムから散らされたユダヤ人信者たちも含んでいたに違いありません(使徒8:1,4)。 |
| ヤコブ 1:1 注3 |
イスラエルの諸部族。これは、この書簡がクリスチャンのユダヤ人にあてて書かれたことを示します。彼らはわたしたちの栄光の主イエス・キリストの信仰を持っており(2:1)、信仰によって義とされ(2:24)、真理の言葉によって再生され(18節)、神の霊によって内住され(4:5)、召会の肢体であり(5:14)、主の再来を待ち望んでいる者でした(5:7―8)。ところが、筆者がキリストにあるこれらの信者たちを、神の旧約エコノミーにある神の選ばれた人々を意味する「十二部族」と呼んだことは、クリスチャンとユダヤ人との区別、また神の新約エコノミーと旧約の経綸との区別に関して、ヤコブに明確な見解が欠けていたことを暗示しています。新約において、神がキリストにあるユダヤ人信者をユダヤ国民からすでに解放し、分離していたことを、彼は見ていなかったに違いありません。ユダヤ国民は当時、神から「曲がった世代」(使徒2:40)と見なされていました。新約エコノミーにおいて、神はユダヤ人信者を、もはやユダヤ教のためのユダヤ人とは見なさず、召会のためのクリスチャンと見なされるのです。彼らは神の召会の肢体として、異邦人から区別され、分離されるのと同じように、ユダヤ人からも区別され、分離された者であるべきです(Iコリント10:32)。それにもかかわらず、召会の柱であったヤコブは、クリスチャンの兄弟たちにあてた彼の手紙の中で、彼らを「十二部族」と呼びました。(これが、彼が第5章1節から6節の言葉を、ユダヤ人の間の富んだ階級全体にあてて書いた理由であるかもしれません)、(5:1―6)。このことは、神の新約エコノミーに反していました。第2章2節(2:2)のノート1を参照。 |
| ヤコブ 1:1 注5 |
IIヨハネ1:10節(IIヨハネ1:10節)のノート3を参照。 |
