出典 |
フットノート |
| ヤコブ 1:13 注1 |
あるいは、試みられる，テストされる。2節(2節)と12節(12節)にある「試練」のギリシャ語は、ここと14節(14節)に見られる「誘惑される」の名詞形です。二つの言葉(試練と誘惑)は非常に近く、両方とも、試みる、テストする、確かめるという意味です。外側の環境上の苦難によって試みられ、テストされ、確かめられることは試練です(2節)。内側のみだらな誘いによって試みられ、テストされ、確かめられることは誘惑です(14節)。試練は2節から12節(2―12節)で取り扱われており、誘惑は13節から21節(13―21節)で取り扱われています。試練に関して、わたしたちは祝福、すなわち命の冠を得るために、主を愛することによってそれを耐え忍ぶべきです。誘惑に関しては、救い、すなわち、わたしたちの魂の救いを獲得するために、植えられた言葉を受け入れることによって、それに抵抗すべきです(21節)。 |
| ヤコブ 1:13 注2 |
ギリシャ語は、「試されない」、「試されることができない」を意味します。ですから、誘惑され得ない、誘惑されることがない、誘惑されることはできない、を意味します。 |
| ヤコブ 1:13 注3 |
誘惑する者は悪魔であって、神ではありません(マタイ4:3．Iテサロニケ3:5)。 |
| ヤコブ 1:15 注1 |
誘惑者、悪魔は、罪の生みの父であり(Iヨハネ3:8,10)、彼は罪を通して(Iコリント15:56)死の力を持っています(ヘブル2:14)。彼はアダムの中へ罪を注入し、この罪を通して死がすべての人に及びました(ローマ5:12)。 |
| ヤコブ 1:17 注1 |
「贈り物」は、与えるという行為のことを言っており、「賜物」は、与えられた物のことを言っています。 |
| ヤコブ 1:17 注1 |
「贈り物」は、与えるという行為のことを言っており、「賜物」は、与えられた物のことを言っています。 |
| ヤコブ 1:17 注2 |
ここの「光」は、天の発光体のことを言っています。御父はこれらの輝く物体の創造主、源です。御父には、回転によって生じる影はありません(その反対に、天体では月がその暗い面をわたしたちに向けたり、太陽が月によって覆われたりすることがあります)。なぜなら、彼に変動はなく、決して変わることがないからです。ですから、彼は悪に誘惑されることがあり得ず、まただれを誘惑することもありません。 |
| ヤコブ 1:17 注3 |
あるいは、変動。 |
| ヤコブ 1:18 注3 |
彼ご自身の意志から、彼の意図によって、わたしたちを生み、わたしたちが彼の被造物の初穂となることによって、彼の目的は遂行されます。 |
| ヤコブ 1:18 注2 |
神聖な実際(三一の神であるもののすべて)の言葉(ヨハネ1:14,17)。その言葉は命の種であり、この言葉によって、わたしたちは再生されました(Iペテロ1:23)。 |
