出典 |
フットノート |
1ペテ 1:2 注7 |
新約時代には、イエス・キリストの血があります。この血は旧約時代の動物の血と相対します。ユダヤ人信者は、旧約時代の従順と動物の血の注ぎをよく知っていました。しかし今、彼らは時代が変わったこと、新約時代にあって、モーセの律法と動物の血はキリストのパースンと彼の血に置き換えられたことを、認識しなければなりませんでした。そのような認識の結果、信者はイエス・キリストに従い、彼の血が注がれます。 |
1ペテ 1:2 注9 |
血の注ぎは贖いを示しています。18節から19節(18―19節)を参照。 |
1ペテ 1:2 注8 |
予表では、なだめの血の注ぎは、注がれた民を旧契約の中へ導き入れました(出24:6―8)。それと同じように、キリストの贖いの血の注ぎは、注がれた信者たちを新契約の祝福へ、すなわち三一の神の全き享受へもたらします(ヘブル9:13―14)。それは、注がれた民を神のない俗な人と分離する一つの著しい目印です。 |
1ペテ 1:2 注6 |
神が選びの民をご自身の全き救いにあずからせるために、三一の神が取られた三つの歩みに関連して、三つの異なる前置詞が使われています。「にしたがい」は、根拠、基礎を示しています。「の中で」は、領域を示しています。「へと」は、終局、結果を示しています。キリストの贖いを信じる信者の信仰の従順(ローマ1:5.16:26)と、彼らに血の注ぎが適用されることは、父なる神の選びに基づくその霊の聖別の結果です。 |
1ペテ 1:2 注1 |
ペテロの二つの手紙は(IIペテロ3:1)、神の統治と関係があります。神の統治は宇宙的であり、彼はその全被造物を対処されます。それは、神がご自身を表現する清くて純粋な宇宙を持たれるためです(IIペテロ3:13)。新約の時代で、この対処は神の選ばれた人たち、選びの民、ご自身の家族(4:17)、特に彼の証しとして、諸国民、異邦人の間にまき散らされて滞留している彼の選びの寄留者たちから始まります。ですから、この二冊の手紙は、信者たちの選びを強調しています(2:9.5:13.IIペテロ1:10)。神の選ばれた種族、神の選抜、神の特別な所有物として、まき散らされ選ばれた寄留者たちは、彼らの状態や環境にかかわりなく、彼らが一つの積極的な目的のために、神の行政上の対処の下にあることを見る必要があります。彼らに起こるどんな事もあらゆる事も、迫害であれ、他のどのような試練や苦難であれ(6節.5:9)、神の尊い行政上の対処の一部分です。そのような幻は、彼らを成就し、確立し、力づけ、土台づけて(5:10)、彼らが恵みの中で成長するようにします(IIペテロ3:18)。 |
1ペテ 1:2 注10 |
エペソ第1章2節(エペソ1:2)のノート1を参照。 |
1ペテ 1:2 注11 |
エペソ第1章2節(エペソ1:2)のノート2を参照。 |
1ペテ 1:2 注12 |
増し加わる恵みは、さまざまな恵み(4:10)、あらゆる恵み(5:10)と一致します。信者たちは最初の恵みを受けましたが、この恵みは彼らの中で増し加わり、すべての恵みにあずかる必要があります。 |
1ペテ 1:3 注1 |
エペソ第1章3節(エペソ1:3)のノート1を参照。 |
1ペテ 1:3 注2 |
エペソ第1章3節(エペソ1:3)のノート2と17節(エペソ1:17)のノート1を参照。 |