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出典

フットノート

1ペテ 2:5 注1 わたしたち、キリストにある信者たちは、再生と造り変えを通して、キリストと同じように生ける石です。わたしたちは泥から造られました(ローマ9:21)。しかし再生の時、わたしたちは神聖な命の種を受けました。それは、わたしたちの中で成長して、わたしたちを生ける石に造り変えます。ペテロの回心の時、主は彼にペテロ―石という新しい名を与えられました(ヨハネ1:42)。また彼がキリストについて啓示を受けた時、主はさらに進んで、主が岩―石であることを啓示されました(マタイ16:16―18)。ペテロはこれら二つの出来事によって、キリストと彼の信者たちが神の建物のための石であることを、印象づけられました。
1ペテ 2:5 注3 言葉の乳は、思いを経て魂を養いますが、最終的にわたしたちの霊を養い、わたしたちを魂的にではなく霊的にし、神のために霊の家を建造するのにふさわしくします。
1ペテ 2:5 注4 信者たちにおける神の目標は、生ける石で建造された家を持つことです。この石は、分離しまき散らされた石ではなく、単に一緒に集められた石の堆積でさえなく、互いに一つに建て上げられた石です。
1ペテ 2:5 注2 神の言葉の養う乳によってキリストにあずかることは、命における成長のためだけでなく、建造のためでもあります。成長は建造のためです。
1ペテ 2:5 注6 「霊の」は、生きて成長する神聖な命の能力を示しています。「聖なる」は、分離し聖別する神聖な性質の能力を示しています。神の家は、おもに神聖な命によって存続します。ですから、それは霊的です。祭司の体系は、おもに神聖な性質によって存続します。ですから、それは聖です。
1ペテ 2:5 注7 聖なる祭司の体系は、霊の家です。新約聖書には三つのギリシャ語が、祭司に関して用いられています。一つはヒエロスネ(hierosune)で、ヘブル人への手紙第7章12節(ヘブル7:12)にあるように、祭司の務めのことを言います。もう一つはヒエラテイア(hierateia)で、ヘブル人への手紙第7章5節(ヘブル7:5)にあるように、祭司の奉仕のことを言います。さらにもう一つはヒエラテウマ(hierateuma)で、この節と9節(9節)にあるように、祭司の集合、祭司の団体、祭司の体系のことを言います。組み合わされた祭司の団体が、建造された霊の家です。ペテロは彼の二つの手紙を召会にあてたのではなく、この節で信者たちの団体的生活を強調するのに「召会」という言葉を用いていませんが、「霊の家」また「聖なる祭司の体系」という用語を用いて、召会生活を示しました。神の目的を成就し、その願いを満たし得るのは、個人的な霊の生活ではなく、団体的な霊の生活です。神は彼の住まいのための霊の家、彼の奉仕のための祭司の一団、祭司の体系を求めておられます。組み合わされた信者の団体的奉仕に関するペテロの見解は、ローマ人への手紙第12章でのパウロと同じです。この奉仕は、霊の生活の三つの重要な段階から出てきます。それは、新しく生まれること(2節前半)、キリストで養われて命の中で成長すること(2節後半)、信者たちと共に建造されることです。
1ペテ 2:5 注5 幾つかの写本では、となって、を省いています。
1ペテ 2:5 注8 信者が新約時代に、神のエコノミーにしたがってささげる霊のいけにえは、次のものです。(1) 旧約の予表のあらゆるいけにえの実際としてのキリスト。例えば、全焼のささげ物、穀物のささげ物、平安のささげ物、罪のためのささげ物、違反のためのささげ物など(レビ第1章―第5章)。(2) わたしたちの福音の宣べ伝えによって救われ、キリストの肢体としてささげられた罪人(ローマ15:16)。(3) わたしたちの体、賛美、神のために行なう事柄(ローマ12:1ヘブル13:15―16ピリピ4:18)。
1ペテ 2:6 注2 キリストは神の建物のための隅の石として(エペソ2:20)、神に選ばれた石です。
1ペテ 2:6 注3 4節(4節)ノート2を参照。
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