出典 |
フットノート |
2ペテ 1:9 注4 |
原文は、複数。 |
2ペテ 1:9 注3 |
ギリシャ語に含まれている意味は、「忘れようとする」、すなわち、過去の罪の清めを経験したことを忘れようとすることです。清められたのは、わたしたちが神聖な性質にあずかることによって、神聖な命の中で前進し、命の円熟に到達するためです。これは、わたしたちがキリストを信じて彼の中へとバプテスマされた時に行なった、忠信な告白を否定することではなく、その時に受けた救いの確信を失うことでもありません。それは、救いの開始のわたしたちに対する意義を無視することです。 |
2ペテ 1:10 注1 |
あるいは、こういうわけで、兄弟たちよ、むしろ励んで。 |
2ペテ 1:10 注2 |
すなわち、神聖な命の中の霊的美徳を発展させる、神聖な命の成長において前進する。これは、わたしたちに対する神の召しと選びを堅固なものにします。 |
2ペテ 1:10 注3 |
8節(8節)ノート1を参照。 |
2ペテ 1:11 注2 |
神聖な命と神聖な性質の発展の中で、わたしたちが享受する満ちあふれる供給は(3―7節)、わたしたちをあふれるばかりに供給して、わたしたちの主の永遠の王国への豊かな入国へと至らせます。それは、神の輝かしい栄光へと至らせる卓越した美徳(エネルギー)としての、神聖な命と神聖な性質の豊富すべてによって、わたしたちが来たるべき王国へと入ることができるようにし、入る資格を与えます。これは単に救われることではなく、救われた後、神聖な命の中での成長と円熟を追い求め、こうして王国の褒賞を受けることです。ヘブル第12章28節(ヘブル12:28)のノート1を参照。 |
2ペテ 1:11 注1 |
わたしたちの主また救い主イエス・キリストに与えられた神の王国を言っています(ダニエル7:13―14)。それは、彼の再来の時に出現します(ルカ19:11―12)。この王国は、彼の忠信な信者たちへの褒賞です。彼らは命が成長して円熟に至ることと、神の性質の美徳を発展させることを追い求め、千年王国において、神の栄光の中で王職にあずかるでしょう(IIテモテ2:12.啓20:4,6)。このように主の永遠の王国へと入ることは、神がわたしたちをキリストの中で召された神の永遠の栄光へと入ることと関係があります(Iペテロ5:10.Iテサロニケ2:12とノート2と3)。 |
2ペテ 1:12 注1 |
すなわち、信者たちと共に現にある真理。彼らはそれをすでに受けて、今それを所有しています。この章の第一の区分、3節から11節(3―11節)で、ペテロは正当なクリスチャン生活に対する神聖な命の備えを用いて、背教に対して予防接種します。第二の区分、12節から21節(12―21節)で、彼は神聖な真理の啓示を第二の解毒剤として用います。それは今日の近代主義に類似した異端、背教の異端に対する予防接種です。命の備えと真理の啓示は、ペテロが背教を取り扱う時に用いた解毒剤です。 |
2ペテ 1:13 注1 |
一時的な体(IIコリント5:1)。 |
2ペテ 1:14 注1 |
すなわち、体を脱ぎ去ること、体を脱がされること(IIコリント5:4)、体を離れること、肉体的に死ぬこと。ペテロは、パウロのように(IIテモテ4:6)、彼が殉教によって世を去ることを知っており、そして今その用意ができています。 |