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出典

フットノート

1ヨハ 1:1 注3 目的をもってじっと見つめる。
1ヨハ 1:1 注4 まず「聞いた」、次に「見た」。見た後、「見つめ」、目的をもってじっと見て、そして「手で触った」、手で触れた。これらの表現は、命の言が奥義的であるだけでなく、触れて知覚できるものでもあることを示します。それは、彼が受肉された方であるからです。この奥義的な命の言は、彼の人性において、復活の前に人に触れられただけでなく(マルコ3:105:31)、復活の後(ヨハネ20:17,27)、彼の霊的体においても触れられました(Iコリント15:44)。当時、神の御子の受肉を否定する異端がありました(4:1―3)。ですから、主が触れることのできる人性を持った実在する実体であったことを示す、このような強い表現が必要でした。
1ヨハ 1:1 注6 ヨハネの文書は奥義の書です。この書簡では、この命、すなわち神聖な命、永遠の命、キリストにある信者たちの中に分与され、彼らの中に住んでいる神の命が、第一の奥義です(2節2:253:155:11,13,20)。この奥義から生じるもう一つの奥義があり、それは神聖な命の交わりの奥義です(3―7節)。これに続いて三一の神の油塗りの奥義があります(2:20―27)。それから、主の中に住む奥義があります(2:27―283:6,24)。第五は神聖な誕生の奥義です(2:293:94:75:1,4,18)。第六は神聖な種の奥義です(3:9)。最後は水、血、その霊の奥義です(5:6―12)。
1ヨハ 1:1 注5 これは、ヨハネによる福音書第1章1節から4節(ヨハネ1:1―4)と14節(ヨハネ1:14)で述べられている言です。この言は創造以前の永遠において神と共にあり、神でした。彼は時間において肉体となられ、彼の中には命があります。この言は、キリストの神聖なパースンであり、神であるすべての説明、定義、表現です。彼の中には命があり、彼は命です(ヨハネ11:2514:6)。ギリシャ語の「命の言」という句は、言が命であることを示します。その方は、わたしたちが触れることのできる神聖な命、永遠の命です。ここで言が述べられているのは、この書簡が、ヨハネによる福音書の継続であり、発展であることを示します(参照,ヨハネ1:1―2,14)。
1ヨハ 1:2 注1 これは、「命」が前の節の「命の言」と同意語であり、どちらもキリストの神聖なパースンであることを示しています。この方は永遠の中で御父と共にいましたが、受肉を通して時間の中で現れました。使徒たちは彼を見たので、信者たちに証しをし、また伝えました。
1ヨハ 1:2 注2 この永遠の命の現れは、キリストの受肉を通してでした。ヨハネはこれを、彼の福音書の中で特に強調し(ヨハネ1:14)、キリストが肉体において来たのではないと言う異端に対抗して、信者たちに予防接種しました。この現れは、触れることができることと一致しており、再び、主の人性の具体的な性質を示しています。この主のパースンは、新約エコノミーにおける神聖な命の現れです。
1ヨハ 1:2 注3 文字どおりには、その命その永遠。この命は、人の魂の命や肉体の命ではなく、神聖で霊的な命を示します(参照,ローマ5:17のノート4)。「永遠」は、時間において永存し、終わりがないことを意味するだけでなく、質において絶対に完備で完全で、不足も欠陥もないことも意味します。このような表現は、神聖な命、すなわち、永遠なる神の命の永遠の性質を強調します。使徒たちはこの永遠の命を見て、それを人々に証しし、伝えました。彼らの経験は教理ではなく、永遠の命である神の御子キリストの経験でした。そして彼らの証しと宣べ伝えは、神学や聖書の知識の宣べ伝えではなく、このような実在する命の宣べ伝えでした。
1ヨハ 1:2 注5 御父は永遠の命の源です。その方から、またその方と共に、御子は永遠の命の表現として現れました。それは、御父の選びの民がそれにあずかり、享受するためです。
1ヨハ 1:2 注4 ギリシャ語は、結合と交わりの中での生活、行動を暗示します。御子である永遠の命は、御父と共にあっただけでなく、永遠の中で御父との結合と交わりの中で生き、行動していました。この言葉は、ヨハネによる福音書第1章1節から2節(ヨハネ1:1―2)と一致します。
1ヨハ 1:2 注6 永遠の命の現れは、人に対する命の啓示と分与を含み、人を永遠の命へ、御父との命の結合と交わりへもたらすためです。
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