出典 |
フットノート |
| 1ヨハ 1:9 注4 |
わたしたちを赦すとは、罪のとがめから解放することです。わたしたちを清めるとは、わたしたちを不義の汚れから洗うことです。 |
| 1ヨハ 1:10 注1 |
8節(8節)は、わたしたちが再生された後、なおも内側に罪を持っていることを証明します。10節(10節)はさらに、わたしたちは習慣的ではないにしても、なおも外側で罪を犯しさえすることを証明しています。わたしたちが外側の行ないの上で罪を犯すのは、内なる性質の中に罪を持っているからです。両方とも、わたしたちが再生された後に罪がある状態を確証します。使徒はそのような状態について語る時、「わたしたち」という代名詞を使って、自分を除外していません。 |
| 1ヨハ 1:10 注2 |
神の啓示の言葉。それは実際の言葉であり(エペソ1:13．ヨハネ17:17)、また神の新約エコノミーの内容を伝達します。それは8節(8節)の真理と同意語です。この言葉の中で、神は、再生の前にも後にも罪があるというわたしたちの真の状態を暴露します。もし再生の後に罪を犯したことがないと言うなら、わたしたちは神の啓示の言葉を否定し、神を偽り者とします。 |
| 1ヨハ 2:1 注1 |
「小さい子供たち」というギリシャ語は、しばしば年長者から年少の人に対して用いられます。「それは親のような愛情のこもった用語である。それは成長の度合いと関係なく、クリスチャンに適用される。(12,28節．3:7,18．4:4．5:21．ヨハネ13:33．ガラテヤ4:19)で使われている」(ダービー)。老齢の使徒は、彼の手紙のすべての受取人を、主にある彼の愛する子供たちと考えました。13節から27節(13―27節)で、彼は彼らを三つのグループ、すなわち、幼い子供、若者、父に分類しました。ですから、1節から12節(1―12節)と28節から29節(28―29節)は、一般にすべての受取人にあてており、13節から27節(13―27節)は、神聖な命の成長の度合いにしたがって、三つのグループそれぞれにあてています。 |
| 1ヨハ 2:1 注2 |
第1章5節から10節(1:5―10)に述べられている、神の子供たち、すなわち神聖な命を持ち、命の交わりにあずかっている(1:1―4)再生された信者たちも、罪を犯す事。 |
| 1ヨハ 2:1 注3 |
この言葉と次の文の「もしだれかが罪を犯すなら」は、再生された信者たちも、罪を犯し得ることを示します。彼らは神聖な命を持っているとはいえ、もし神聖な命によって生きないで、この交わりの中に住んでいないなら、やはり罪を犯すことがあり得ます。 |
| 1ヨハ 2:1 注4 |
不定過去付属法。ただ一つの行為を示すのであり、習慣的な行ないではありません。 |
| 1ヨハ 2:1 注7 |
この神聖な称号は、ここでは、主イエスがわたしたちの弁護者として、わたしたちのために家庭の問題、子と父との問題など、案件を処理してくださることを示します。再生を通して、わたしたちは神の子供たちに生まれました。再生の後、わたしたちが罪を犯すなら、それは子が父に罪を犯すことです。わたしたちのなだめの供え物であるわたしたちの弁護者は、わたしたちの違犯の責任を負って、中断された御父との交わりを回復されます。それは、わたしたちが神聖な交わりの享受の中に住むためです。 |
| 1ヨハ 2:1 注6 |
第1章2節(1:2)のノート4を参照。わたしたちの弁護者としての主イエスは、御父との交わりの中に生きておられます。 |
| 1ヨハ 2:1 注5 |
ギリシャ語は、他の人のそばに呼ばれて助ける人、ですから、助け手です。それはまた、法律上の助けをする人、あるいは他の人のためにとりなす人のことです。ですから、弁護者、助言者、仲保者です。その言葉は、慰め、慰安を意味します。ここから慰問者、慰める者となります。ヨハネによる福音書では慰め主と訳されており(ヨハネ14:16,26．15:26．16:7)、内側で、わたしたちの問題や出来事を顧みてくださる実際の霊に対して使われています(参照,ヨハネ14:16のノート1)。ここでは、御父と共にあるわたしたちの弁護者、主イエスに使われています。わたしたちが罪を犯した時、彼は成就したなだめに基づいて、わたしたちの案件を顧み、とりなし(ローマ8:34)、弁護してくださいます。 |
