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マタイによる福音書 第 四 章 <戻る 進む>


III

王の務め――4:12―11:30

A

務めの開始――4:12-25
4:12さてイエスは、ヨハネが1捕らえられたと聞いて、ガリラヤへ2退かれた。
4:13そしてナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの境にある、海辺のカペナウムに来て住まわれた.
4:14それは、預言者イザヤによって語られたことが、成就するためである.それはこう言っている、
4:15「ゼブルンの地とナフタリの地、海に至る道、ヨルダンの向こう側、1異邦人のガリラヤ.
4:16暗やみの中に座っている人々は、1大いなる光を見た.そして、死の領域と死の影の中に座っている人々に、光が昇った」。
4:17この時からイエスは宣べ伝え始めて言われた、「1悔い改めよ、天の王国は近づいたからだ」。
4:18さて、イエスはガリラヤの1海のほとりを歩いている時、二人の兄弟、ペテロと呼ばれたシモンとその兄弟アンデレが、海に3網を2打っているのをご覧になった.彼らは漁師であった。
4:19イエスは彼らに言われた、「わたしについて来なさい.あなたがたを、人を捕る漁師にしてあげよう」。
4:20すると彼らは直ちに2網を残して、1に従って行った。
4:21はそこから進んで行くと、別の二人の兄弟たち、ゼベダイのヤコブとその兄弟ヨハネが、彼らの父ゼベダイと一緒に舟の中で、1網を繕っているのをご覧になった.そこで、イエスは彼らを召された。
4:22すると彼らは直ちに舟と父を残して、1に従って行った。
4:23イエスはガリラヤの全地を行き巡り、彼らの1会堂で教え、2王国の3福音を宣べ伝え、人々の間のあらゆる病やあらゆる患いをいやされた。
4:24するとについての評判が、シリヤ全域に広まった.そして人々は、病んでいるすべての者、さまざまな病や苦痛に悩んでいる者、悪鬼にとりつかれている者、てんかんや中風の者などを、の所に連れて来た.そこでは彼らをいやされた。
4:25すると1大群衆が、ガリラヤ、2デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダンの向こうから来て、に従って行った。

B

王国の憲法の発布――5:1―7:29

1

王国の民の性質に関して――5:1-12
5:1イエスはその群衆を見て、1山へ登られた。そしてが座られると、2弟子たちはの所に来た。
5:2は口を開き、彼らを教えて言われた、
5:33霊の中で2貧しい人たちは1幸いである.4天の王国は彼らのものだからである。

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