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マタイによる福音書 第 六 章

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王国の民の義なる行為に関して――6:1-18
6:11あなたがたは、人に注目されようとして、自分の2義を3人の前で行なうことがないように注意しなさい.そうでないと、あなたがたは、天におられるあなたがたの4の褒賞を受けることはない。
6:2だから、あなたは施しをする時、2偽善者たちが人から誉れを受けようとして、3会堂や通りで行なっているように、自分の前で1ラッパを吹き鳴らしてはならない。まことに、わたしはあなたがたに言う.彼らは自分の報いを十分に得てしまっている。
6:3しかし、あなたは施しをする時、1右の手がしていることを左の手に知らせてはならない.
6:4それは、あなたの施しが1隠れているためである.すると、2隠れて見ておられるあなたのは、あなたに3報いてくださる。
6:5またあなたがたが祈る時、偽善者のようであってはならない.なぜなら、彼らは人に見られるために、会堂の中や街角で立って祈ることを好むからである。まことに、わたしはあなたがたに言う.彼らは1自分の報いを十分に得てしまっている。
6:6あなたは祈る時、自分の1密室に入り、戸を閉めて、隠れておられるあなたのに祈りなさい.そうすれば、隠れて見ておられるあなたのは、あなたに報いてくださる。
6:7また祈る時、異邦人がするように、むなしい言葉を1繰り返してはならない.彼らは、言葉数が多ければ聞かれると思っている。
6:8だから、彼らのようであってはならない.なぜなら、あなたがたのは、あなたがたが1求める前から、あなたがたに必要なものを知っておられるからである。
6:9そこであなたがたは、1このように祈りなさい.天におられるわたしたちのよ、2あなたの御名が3聖とされますように.
6:10あなたの王国が来ますように.あなたのみこころが天で行なわれているように1地でも行なわれますように。
6:11わたしたちの3日ごとのパンを、2今日も1与えてください。
6:12わたしたちが自分に負債のある者を1赦したように、わたしたちの負債も赦してください。
6:13わたしたちを1試みに遭わせないで、2悪しき者から救い出してください。3それは、4王国と力と栄光とが、永遠にあなたのものであるからです。5アーメン。
6:141なぜなら、あなたがたが人の過ちを赦すなら、あなたがたの天のも、あなたがたを赦してくださるからである.
6:15しかし、人の過ちを赦さないなら、あなたがたのも、あなたがたの過ちを赦してはくださらない。
6:16あなたがたが1断食する時は、陰気な顔つきをした偽善者のようであってはならない.彼らは断食していることを人に見せようとして、彼らの顔を見苦しくするのである。まことに、わたしはあなたがたに言う.彼らは自分の報いを十分に得てしまっている。
6:17しかし、あなたは断食する時、頭に油を塗り、顔を洗いなさい.
6:18それは、あなたが断食していることを人に見せないで、隠れておられるあなたのに見せるためである.そうすれば、隠れて見ているあなたのは、あなたに報いてくださる。

5

王国の民が財物を取り扱うことに関して――6:19-34
6:191あなたがたは、自分のために地に宝を蓄えてはならない.そこでは、しみやさびが食い尽くし、盗人が穴を開けて盗む。
6:20むしろ、自分のために1天に宝を蓄えなさい.そこでは、しみやさびが食い尽くすことはなく、盗人が穴を開けて盗むこともない.
6:21なぜなら、あなたの宝のある所に、あなたの1心もあるからである。
6:22目は体のともし火である。だから、あなたの目が1単一であるなら、あなたの全身は光に満ちる.
6:23しかし、あなたの目が1悪ければ、あなたの全身は暗い。もし、あなたの中にある2光が暗ければ、その暗さはどれほどであろう!
6:24だれも二人の主人に1仕えることはできない.なぜなら、人は一方を憎んで他方を愛し、2一方を重んじて他方を軽んじるからである。あなたがたは、3マモンとに1仕えることはできない。
6:25だから、わたしはあなたがたに言う.自分の1命のために何を食べようか、何を飲もうかと、また自分の体のために何を着ようかと、思い煩ってはならない。1命は食物に2まさり、体は衣服にまさるではないか?
6:26空の鳥を見なさい。それらはまくことも、刈ることも、倉に集めることもしない.それなのに、あなたがたの天のは、それらを養っておられる。あなたがたは、それらよりもはるかに貴重な者ではないか?
6:27あなたがたのうちのだれが、思い煩ったからといって、1自分の身の丈に一キュビトでも加えることができようか?
6:28また、なぜあなたがたは、衣服について思い煩うのか? 野の1ゆりがどのように生長するか、よく考えてみなさい。それらは労苦もせず、紡ぎもしない。
6:29しかし、わたしはあなたがたに言う.栄華を極めたソロモンでさえ、これらの一つほどにも着飾ってはいなかった。
6:30今日はここにあっても、明日は炉に投げ入れられる野の草を、はこのように装ってくださるのだから、あなたがたにはなおさら、着せてくださらないはずがあろうか? 信仰の小さい者よ.
6:31こういうわけで、『何を食べようか?何を飲もうか? 何を着ようか?』と言って、思い煩ってはならない。
6:32なぜなら、これらの物はすべて、異邦人が切に求めているからである。あなたがたの1天のは、これらの物がすべてあなたがたに必要であることを、ご存じなのである。
6:33まず1の王国との義を求めなさい.そうすれば、これらの物はすべて、あなたがたに加えて与えられる。
6:34こういうわけで、1明日のことを思い煩ってはならない.明日は明日自身が思い煩うからである。その日の2苦労は、その日だけで十分である。

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オンライン聖書―回復訳-マタイによる福音書