出典 |
フットノート |
啓示録 9:11 注2 |
ヘブル語は、「破壊」を意味します。それは、ヨブ記第26章6節(ヨブ26:6)、第28章22節(ヨブ28:22)、箴言第15章11節(箴15:11)でも使われています。 |
啓示録 9:11 注3 |
ギリシャ語は、「破壊する者」を意味します。破壊する者としての反キリストは、恐ろしい破壊を行ないます(ダニエル8:23―25)。 |
啓示録 9:12 注1 |
第一の災い、第五のラッパの災いで、サタンは天から地に落ち、また反キリストはアビスから上って来て、両者は一緒に働いて人を苦しめます。第五のラッパで、サタンが天から地に落ちて、地を破壊し、神の民を三年半の間、迫害します(12:10,12―17,6)。この同じ時(最後の三年半)に、反キリストがアビスから上って来て、サタンと協力して人々を苦しめ、聖徒たちを迫害し、神を冒とくします(13:5―7.11:7)。聖なる都、エルサレムが異邦人に渡されて破壊されるのも、同じ最後の三年半のことです(11:2)。ですから、第五のラッパの災いは、大患難の最も厳しい災いの開始であるに違いありません(マタイ24:21.参照,11:2のノート4)。第二の災い、第六のラッパの災いと、第三の災い、第七のラッパの災いも(8:13.9:12.11:14)、大患難の最も厳しい災いの二つの部分であるに違いありません。この三つの災い、それに第六の封印と最初の四つのラッパの破壊は、地に住むすべての者に対する試練となるでしょう(3:10)。 |
啓示録 9:12 注2 |
二つの災いは、第六のラッパ自身と第七のラッパの災い(13―21節.11:14―15)、すなわち七つの鉢です(第16章)。 |
啓示録 9:13 注1 |
なだめの血は、金の祭壇、香壇の四つの角に、なだめのために(レビ16:18)、すなわち贖いのために塗られました。金の祭壇の四つの角からの声は、人に対する神の裁きが、キリストの贖いに基づくことを示しています。すなわち、裁きは人がキリストの贖いを信じないからです。 |
啓示録 9:15 注1 |
「その時刻、日、月、年のために」は、四人の御使いたちが人を殺すために、その時刻に、それに日を加え、月を加え、年を加えて、全部で十三か月一日一時間、用意されていたことを意味します。その殺しは、まず一時間、それから一日、さらに一か月、そして最後には一年続くでしょう。 |
啓示録 9:15 注2 |
文字どおりには、第三の部分。 |
啓示録 9:16 注1 |
日の昇るほうからの二億の騎兵隊は、ハルマゲドンの戦いに加わります(16:12―16.19:17―21)。 |
啓示録 9:19 注1 |
ここの馬の尾は蛇のようです。これは、さそりのような、いなごの尾より猛毒です(10節)。いなごは五か月の間、人を傷つけるだけですが(5,10節)、馬は人々の三分の一を殺します(15,18節)。これは、第六のラッパの災いが、第五のラッパより激しいものであることを意味します。 |
啓示録 9:20 注1 |
神の裁きの目的は、人が悔い改めることです。 |