出典 |
フットノート |
マタイ 4:4 注5 |
聖書はすべて、神の息吹かれたものです(IIテモテ3:16)。ですから、聖書の言葉は神の口から出る言葉です。 |
マタイ 4:4 注4 |
ギリシャ語「レーマ(rhema)」、即時的な言葉は「ロゴス(logos)」、恒常的な言葉とは異なります。この試みの箇所で、主が申命記から引用されたすべての言葉は、「ロゴス」、すなわち聖書の中の恒常的な言葉でした。しかし、それらが主によって引用された時、彼の状況に適用された「レーマ」、即時的な言葉となりました。 |
マタイ 4:4 注1 |
新しく油塗られた王は、敵の試みに対抗するのに、自分の言葉によってではなく、聖書の言葉によって対抗されました。 |
マタイ 4:5 注2 |
新しい王に対する悪魔の最初の試みは、人の生活の事柄で誘惑することでした。これに失敗した悪魔は、第二の試みとして宗教に転じ、新しい王が宮の翼から飛び降りて、自分が神の子であることを証明するように試みました。 |
マタイ 4:5 注1 |
宮の柱廊の、右側と左側に突き出ている部分。翼の先の部分は、宮そのものより高い所にありました。 |
マタイ 4:6 注1 |
主イエスは、これを行なう必要がありませんでした。これは、彼が神の子として、奇跡を行なうことができるのを見せるよう、そそのかすための誘惑でした。宗教において、奇跡を行なおうとする考えはすべて、悪魔の誘惑です。 |
マタイ 4:6 注2 |
主イエスが聖書を引用して敵を打ち破られたので、試みる者は主をまねて、聖書を引用して主を誘惑しようとしました。彼は、これをこうかつに行ないました。 |
マタイ 4:7 注2 |
ギリシャ語は、「行き過ぎるまで試す」、「徹底的にテストする」を意味します。 |
マタイ 4:7 注1 |
ある事柄の一面に関して聖書の箇所を引用するには、別の面にも同じように注意する必要があります。それは、試みる者の欺きから守られるためです。これは、新しい王が試みる者の第二の誘惑に対抗するために、行なわれたことです。しばしばわたしたちは試みる者に、「とも書かれている」と告げる必要があります。 |
マタイ 4:8 注1 |
悪魔は宗教の領域の中での試みに失敗した後、新しい王に第三の試みを提案しました。それは、この世の栄華の領域におけるものでした。試みる者は、この世のすべての王国とその栄華をイエスに見せました。こうかつな者の試みは、常にこのような方法で来ます。第一に人の生活の事柄に関する誘惑、第二に宗教に関する誘惑、第三にこの世の栄華に関する誘惑です。このような順序で与えられる誘惑は、人生の実際的な事柄において、特に人を誘惑します。 |