出典 |
フットノート |
| 啓示録 12:18 注1 |
「彼」は龍のことです。 |
| 啓示録 12:18 注2 |
ここの海は第13章1節(13:1)と同じもので、地中海です。ここの海の砂は、聖地の海岸、イスラエル国家のある所を示しているはずです。龍が海の砂の上に立ち、聖なる都、エルサレムが四十二か月の間踏みにじられることは(11:2)、大患難のサタンの迫害が、おもにイスラエルの地で行なわれることを示しています。 |
| 啓示録 13:1 注1 |
この獣は、ダニエル書第7章7節(ダニエル7:7)に述べられた第四の獣であって、反キリストです。啓示録第9章11節(9:11)で彼はいなごの王です。 |
| 啓示録 13:1 注2 |
ここの海は、反キリストが出て来る地中海です。第9章11節(9:11)、第11章7節(11:7)、第17章8節(17:8)で、反キリストはアビスから上って来ると言っています。ここではダニエル書第7章3節(ダニエル7:3)でも述べられているように、彼は海から上って来ると言っています。これは、反キリストが二つの源から来ることを示しています。彼の霊は、彼が生まれる前はアビスに存在していましたが、そのアビスから上って来ます(参照,17:8のノート1．17:10のノート1．17:11のノート1)。彼の体は、地中海周辺の異邦の国民のうちの一つから来ます。聖書の象徴によれば、陸はイスラエル国家を象徴し、海は異邦の諸国を象徴します(17:15．イザヤ57:20)。
反キリストがアビスと海の両方から上って来ることは、海がアビスの口であることを示すのでしょう。なぜなら、アビスは地の中心にあり(ローマ10:7．マタイ12:40)、海は地の上にあるからです。 |
| 啓示録 13:1 注3 |
獣の十本の角と七つの頭は、龍の十本の角と七つの頭です(12:3)。これは、その獣が龍と一つであることを示しています。十本の角は、来たるべき十人の王たちです(17:12．ダニエル7:24)。七つの頭は七人のカイザルです(17:10)。十本の角は、ダニエル書第2章42節から44節(ダニエル2:42―44)にある大きな像の十本の足の指と等しいです。ここの言葉は、ローマ帝国、反キリスト、十人の王が、サタンと一であることを示しています。 |
| 啓示録 13:1 注4 |
獣の七つの頭で象徴されている七人のカイザルは、自分を神であると言い、民に自分を神として拝むよう要求しました。それは真に神に対する冒とくでした。 |
| 啓示録 13:2 注1 |
獣、反キリストは、「豹に似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の口のよう」でした。ダニエル書第7章4節から6節(ダニエル7:4―6)によれば、豹はギリシャの王アレキサンダー大王の象徴であり、その特徴は迅速で残酷な行動です。熊はメド・ペルシャの君主制の象徴であり、その特徴は滅ぼし尽くす足です。獅子はバビロンの王ネブカデネザルの象徴であり、その特徴は食い尽くす口です。反キリストである獣は、この三つの獣のようです。ですから、ダニエル書第7章4節から7節(ダニエル7:4―7)で述べられているように、反キリストは彼らのすべての特徴を持っています。彼は人類歴史のすべての邪悪な力の総合計です。 |
| 啓示録 13:2 注2 |
龍が獣に、自分の力と座と大きな権威を与えたことは、彼が獣を自分と一つにすることを示しています。こうして、獣は龍のために神に反抗し、地上の神の民を迫害します。 |
| 啓示録 13:3 注1 |
「彼の頭の一つ」はカイザルの一人ですが、彼は殺されて生き返ります。「その致命的な傷は治ってしまった」は、カイザルが死から蘇生することを意味します。(参照,17:11のノート1)。このゆえに全地は驚嘆して獣に従います。 |
| 啓示録 13:5 注1 |
ここと第11章2節(11:2)の四十二か月は、第12章14節(12:14)の三年半、第11章3節(11:3)と第12章6節(12:6)の千二百六十日であり、それは大患難の時です(マタイ24:21)。この時代の終わりに、反キリストはイスラエルの国民と七年間の契約を結びます。契約が結ばれて三年半の後、彼はそれを破棄し、すべてのユダヤ人が神を礼拝し、奉仕することを終わらせ(ダニエル9:27)、聖徒たちを迫害し(7節)、聖なる都を三年半にわたって破壊します(11:2)。 |
